客先常駐企業はネットで評判が悪いけど、実際どうなんだろう。
私は実際に6年ほど客先常駐企業で仕事をしていました。
個人的には選ばないほうがよいと思う企業ですね。
経験から言いますと、「客先常駐はヤバい」と断言できます。
今回は、客先常駐の仕事を選んではいけない3つの理由を述べていきます。
現在、客先常駐企業で仕事をしていて悩みがある方は、記事が参考になると思います。
また、転職するか迷っているのでしたら、是非記事を参考にしてください。
私は転職エージェントをオススメしています。実際に転職エージェントで転職を成功させました。
実際に転職エージェントを利用した経験談の記事はこちらです。
>>【体験談】実際にリクルートエージェントを使った感想【転職してみた】
スキルがあがらない
私は客先常駐企業を敬遠する理由として、「スキルがあがらない」という理由があります。
ほとんどの客先常駐企業では、なかなか高いスキルを求められるような仕事は任せてもらえません。
- 単純作業が多い
- マネジメントができない
以上が、私がスキルがあがらないと思っている理由です。
エンジニアとしてどちらも悩ましい問題だなぁ。
単純作業が多い
客先常駐の仕事の多くは、はっきり言って、単純作業です。
どんな仕事でも単純作業はあります。
しかし、大手メーカー社員は、この単純作業はしません。
なぜなら、誰でもできるからです。もしくは、やりたくないのかもしれません。
誰かがやらなければいけない仕事は確かにあります。しかし、それが単純作業なのです。
また、単純作業を一度任せられてしまうと、次もあなた、次もあなた、と抜け出すことが難しくなっていきます。
エクセルでデータ処理することは、エンジニアとしての仕事ではありませんよ。
確かに言われてみれば、エクセルを使えることは、エンジニアにとったら普通だよね。
それでは、内容をまとめてみます。単純作業にだけは気を付けましょう。
- 誰もやりたくない仕事
- 抜け出しにくい
マネジメントができない
客先常駐の仕事ではマネジメント業務を経験するのは不可能に近いと言えます。
多くの技術者は「マネジメントなんてしない」と思われるかもしれません。
しかし、将来はどうでしょうか？
結局は、サラリーマンです。管理職にならなければ、年収は上がりません。
しかし、マネジメントは経験がものをいう業務でもあります。
転職する際に、マネジメント経験があるかないかは、とても大きな要素です。
客先常駐の仕組みから考えても、マネジメントする対象がいないので、経験することはできないでしょう。
30代でマネジメントを経験できなければ、かなりやばい状況だと言えます。
なかには、マネジメントではなく技術一本でやっていく！という方もいらっしゃると思います。
ですが、50代となっていったときに、若手に勝てる自信はあるのでしょうか。
サラリーマンはピラミッド社会だからね…。
技術には興味があるけれど。
個人的に、マネジメントから逃げてしまうと、結果的にリストラ対象へのリスクが高くなると感じています。
マネジメントができないことについてまとめてみます。
- 管理職になれない。
- マネジメントは経験が必要
年収があがらない
客先常駐企業では、客先からの評価が大きく優先されます。
多くの会社では、あなたの給料より多くの単価が会社に支払われています。
私が「年収があがらない理由」と思うのは以下の２つです。
- 単価が上がらない
- 評価が不透明
これらについても詳しく見ていきましょう。
単価が上がらない
客先常駐の仕事は、単価で人を売り買いします。
あなたの単価が60万/月だったとしましょう。
しかし、これは派遣先があなたの会社に支払う額です。
あなたの会社は、ここから幾ばくか（しかし多く）のお金を取らなければなりません。
そして、この問題の一番は、「客先が単価を上げたくない」という理由があります。
一度、単価を決めると、最低でも半年～１年の単価が決定します。
一度決めた単価を上げるというのは、非常に大変なんですね。
そんなにすぐにスキルがあがるとは思えないから、
単価がドンドン上がるっていうのは夢なのかな。
また、あなたの仕事ぶりが評価され、単価が上がっても、年収アップになるとは限りません。
単価＝年収が相関するならば別ですが、多くの客先常駐企業では強く相関していることはありませんね。
実際に単価が上がっても、そもそも働いている人は気づきませんからね。
単価交渉もできませんし、ほぼ詰みです。
- 単価を上げるのはめちゃくちゃ難しい
- 単価＝年収ではない。
もし、客先常駐から退職したい方と思った方は、こちらの記事が参考になります。
>>【実体験】客歳常駐を円満に辞めたい！伝え方とタイミングのポイントとは？
評価が不透明
客先常駐で仕事をしていても、あなたの会社はあなたを評価することができません。
あなたの上司も、客先常駐で入っているならば別です。
しかし、一人一人が別の派遣先で仕事することが多くあります。
あなたの評価は、派遣先の上司によって評価されることになりますが、
その評価が、あなたの会社に伝わるとは限りません。
また、何かのミスで、急激に評価が落ちることがよくあります。
これは非常に危険で、ヤバい状況です。
- 客先での評価は重要
- あなたの会社は何をみて評価しているのかを考える
派遣先での差別
情報差別
あなたの会社と、派遣先の会社は、別の会社です。
当然、守秘義務がありますし、労働組合も違います。
また、あなたのプライベートで何がおきても知ったこっちゃありません。
派遣先の社員が知っている情報でも、あなたには伝わらないことはよくあります。
あなたは派遣社員と同一なのです。
人的な差別
あなたが立派な人物であろうと、派遣先の社員は、あなたを一人前と認めることはありません。
上記で述べたように、単純作業、年収が低いなどが大きな理由です。
派遣先社員と同じ仕事を例えしていたとしても、あなたの年収は確実に低いです。
奴隷を見る目で見られることに耐えられるはずがありません。
おすすめの転職エージェント
退職が難しいようであれば、第三者の力を借りることもありです。
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私は、今のところ転職する予定はないですが、転職サイト「リクナビNEXT」にも登録しています。
転職がいつでもできるように準備しておくことも大切です。
また、仕事しながら転職する場合は、転職エージェントを使ったほうが効率的です。
最後に、オススメの転職エージェントを紹介しておきます。
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最後に
客先常駐の仕事はしてはいけません。
時間が無駄でヤバいです。
どんな小さな仕事であれ、あなたが一人前として認めてくれる会社に入社してください。
たとえ小さな仕事でも、あなたが経験できる仕事は、客先常駐で経験できる仕事より多いはずで、それは将来の糧になるはずだからです。
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