客先常駐辞めたい…。どうやって伝えたらいいんだろう。
こんな疑問をお持ちの方のために記事を書きました。
それでは、私が実際に客先常駐企業を退職した体験も踏まえて、伝え方とタイミングに関するポイントを解説します。
客歳常駐企業での退職は、自社だけでなく客先にも関係する事柄です。そのため、退職者が悩むことは珍しいことではありません。
まず、客先常駐SES企業を円満に退職するポイントは、
のたった2つです。
退職の意向を伝えるタイミングを間違ってしまうと、自社だけでなく客先に迷惑がかかってしまう可能性があるので要注意が必要です。
また、伝え方も非常に重要です。
転職先で新しい一歩を踏み出すためにも、円満退職できるように伝えなければなりません。
そこで、今回はタイミングと伝え方にポイントを絞って解説します。
伝え方とタイミングが大事なんだね。
執拗な引き留めも予想されます。
円満退職する上では十分な準備と戦略が必要です。
退職のベストなタイミングとは?
まず、客先常駐企業での退職のタイミングは、一般的な企業の退職に比べて注意しなければならない点が多いです。
なぜかというと、自社だけでなく、客先(出向先)にも迷惑が掛かってしまうことが理由です。
客先には良い人が多かったから迷惑はなるべくかけたくないなぁ…。いろいろと業務を教えてもらったし。
私も自社(客先常駐企業)に迷惑はかけても(笑)、客先には絶対に迷惑をかけたくなかったですね。
そこで、重要になってくるのがタイミング。つまり、いつ伝えるかです。
「いつ伝えるか」については、
のどれかになると思います。
これのベストタイミングは、「退職の2ヶ月前」です。
ただし、有休が1ヶ月以上残っており、消化できるのであれば、「退職の2.5ヶ月前」をオススメします。
今回は、有休が残ってはいるが、1~2週間しか消化できる見込みがないというケースを想定します。
ちなみに、これは私のケースでした。
退職の2ヶ月前で良いのかな?
なるべく早く伝えたほうが良いと思うけど。
実際に私が退職を伝えたタイミングが2ヶ月前でした。
振り返ってみても、これがベストだったと感じています。
「2か月前」がベストであると思う理由は以下の2つです。
基本的に、2か月前であれば業務の引継ぎは問題ないでしょう。
みなさんの中には、2ヶ月で業務の引継ぎは難しいと考えている方も少なくないと思いますが、実際にやってみれば大したことはないんですね。
確かにプロジェクトのタイミングも関係するとは思いますが、2か月前に退職を伝えるということは、かなり余裕を持っていると考えて良いでしょう。
確かに、次の日に急にこなくなった人もいたからなぁ…。
また、以下のタイミングもオススメです。
ただ、こちらはなかなかタイミングを計ることも難しいのではないかと思います。
というのも、プロジェクトの終了=次のプロジェクトの開始になることがほとんどですし、契約更新も直前に決まることもないからです。
また、執拗な引き留めをされないことも良いポイントです。
早すぎてしまうと、転職を邪魔されたり内定先企業を調査されたりと全く良いことはありません。
重要なことは、「~月~日に絶対に退職する」と伝えることです。
つまり、転職先からは必ず内定を貰って入社日を決めておいてください。
「退職はしたいけど転職先は決まっていない」という方は、こちらの記事をご覧ください。
>>【転職活動の不安】転職を考えている人に知ってほしい!たった3つの真実
転職先を決めておくことで、スムーズな退職と転職することができると思います。
転職活動は、退職前にするということかな?
すぐにでも辞めたいんだけどなぁ…
転職活動は、退職前に必ずやっておきましょう。
転職先が決まっていることで、足元を見られずに済むからです。
それでもすぐに辞めたい人は、
これらは必ず決めておきましょう。
退職のベストな伝え方とは?
タイミングの次に大切なことが伝え方です。
伝え方を間違ってしまうと、どうしても円満退職は難しくなってしまいます。
円満退職のために伝えるべきことは、
の2つです。
ステップアップであれば、ほとんどの人が応援してくれるかと思います。また、同時に会社の不平不満を言うのはオススメしません。
不平不満は円満退職を遠ざけてしまう可能性があるね。
それでも言いたい場合は、退職理由とは別であることを伝えたほうがいいのかも。
あくまでも、会社に不満があるから辞めるというスタンスではなく、ステップアップしたい(チャレンジしたい)ということを前面に出したほうが良いでしょう。
また、退職の伝え方で重要なことは順番です。
一般的には下記の順番で言いましょう。
客先常駐であっても、客先に直接言うことは避けましょう。
自社の退職タイミングが決定していないにも関わらず、客先に言うことはご法度です。
自社は自社、客先は客先です。
また、客先に伝える役目は、自社の上司の役目です。
あくまでも、会社同士の契約ですので、個人的に伝えることはやめましょう。
早く言いたい気持ちはあるけど、フリーランスではないのだから、自社→客先に言うべきだね。
正式に決まれば、業務の引継ぎなどの相談になりますので、そこまで急ぐ必要はないですね。
転職先の選び方
退職中に転職先から内定をもらうことは重要です。
これは退職で揉めないこと、足元を見られないことなどが理由です。
ただ、在職中に転職活動することは時間的に困難です。
私は転職エージェントを使いました。
在職中には転職エージェントが必須です。
転職エージェントを初めて使う方は是非こちらの記事を参考にしてください。
>>【転職エージェントの使い方】転職エージェントを利用して失敗しないコツ
どうしても退職したい人は?
「退職を伝える前に転職先を決めておいた方がよい」ということを先ほど言いました。
それでも、退職をさせないように邪魔してくる会社はあります。
一体どうしたら良いでしょうか?
どうしても退職させてくれなさそうであれば、退職代行をオススメします。
【退職代行ガーディアン】のような大手の退職代行サービスであれば、利用してもトラブルになるケースは少ないでしょう。
とはいえ、あくまでも最終手段ですので、円満退職するためには、事前に準備することをオススメします。
>>【実体験】客歳常駐を円満に辞めたい!退職の伝え方とタイミングは?
働きながら転職を成功させたい方には、以下の転職エージェントがオススメです。
退職が難しいようであれば、第三者の力を借りることもありです。
【退職代行ガーディアン】のような大手の退職代行サービスを使ってのは全然アリですね。
私は、今のところ転職する予定はないですが、転職サイト「リクナビNEXT」にも登録しています。
転職がいつでもできるように準備しておくことも大切です。
また、仕事しながら転職する場合は、転職エージェントを使ったほうが効率的です。
最後に、オススメの転職エージェントを紹介しておきます。
リクルートエージェント
【公式サイト】https://www.r-agent.com
『リクルートエージェント』は転職支援実績No.1の大手転職エージェントです。私も利用させて頂き、無事に転職することができました。
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万人にオススメできるので、転職初心者の方はまずはリクルートエージェントに登録してみてはいかがでしょうか。
マイナビITエージェント
【公式サイト】https://mynavi-agent.jp/it/
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レバテックキャリア
【公式サイト】https://career.levtech.jp/
『レバテックキャリア』は主にエンジニアやクリエイターに特化した転職エージェントです。特にIT・Web系に強みがあり、アドバイザーもIT出身者が多く、優良な企業を紹介してくれます。
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こちらはITから製造・クリエイター向きで、特に高年収を狙い方におすすめの転職エージェントです。
まとめ
客先常駐企業からの退職は、他の企業と違い、いろいろと考えるべきことがあります。
やはり客先での業務の引継ぎがありますので、タイミングと伝え方はとても重要です。
円満退職をしたいのであれば、在職中の転職活動は必須です。
転職エージェントは非常に強い味方になってくれるかと思います。
それではまた!